1月28日授業レビュー「新しいものを生み出す」 ・・・小学生から始めるキャリア教育

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こんにちは。フォルスアカデミー 子ども未来キャリア塾専任講師の岩崎です。

1月28日の子ども未来キャリア塾は、「新しいものを生み出す」というテーマでこれまでの振り返りと次回の準備を行いました。

この塾では最終回に、子どもたちプレゼンテーションを行います。
内容は、自分たちが起業家になったつもりで新規事業や新規ビジネスを発表するというものです。
子どもたちはアントレプレナーの卵として、保護者・来賓という大人たちの前でそのビジネスの根拠やターゲット、将来性などをプレゼンします。

その時に必要な要素は、この塾で約1年やってきたことにすべて集約されています。
アイデアを出すこと、チームでそのアイデアにシナジーを生むこと、根拠を作ること。
ただ考えるだけでなく、市場で受け入れてもらうためにどうマーケティング分析をするのか、そしてそれをどのようにして「魅せる資料」を作っていくのか・・・

一見するととても難しい内容ですが、時間をかけ、子どもたちはこれらのことを身に着けてきました。
今回はゲームを交えつつおさらいをし、これまでの内容を振り返っていきます。
振り返りが完了したら、次回から始まる新規事業開発に向け、準備に取り掛かります。
とは言え、いきなりなにかアイデアを出すのは難しい物。
そこで2人指名し、1人には「最初に思いついた乗り物」、もう1人には「最初に思いついた場所」をそれぞれ発表してもらいました。

出てきた答えは・・・「セグウェイ」と「マーライオンのある公園(シンガポール)」でした。

これを手掛かりに、なにか面白いものは連想できないか、と話をファシリテートします。
スイッチが入れば様々な考えが泉のように湧き出す子どもたちには、きっかけと適切な導きを与えるだけで、どんどんアイデアが出てきます。

「この二つなら、観光だ。」
「お年寄りが観光するのにいいかもしれない」
「でも、お年寄りが自分の国に観光に行くことって多いのかな?これって外国人向けじゃない?」
「日本でこれやって色々回れるとしたら面白いかも!」

詳細は省きますが、実際には様々な意見が飛び出し、今回のところは紆余曲折を経て、
『日本にきた外国人観光客を対象としたビジネス』というテーマ
そして
『日本を代表する文化として、漫画やゲームの世界と観光を掛け合わせるような世界観は面白い』
というコンセプトが生まれました。

お気づきの通り、前者は東京オリンピックに向けて国と東京都が注力している事業。後者は経済産業省がCOOL・JAPANという名称で世界に発信している日本文化です。

子どもたちは、話し合いとアイデアの発想だけで、ここまでたどり着きました。
次回から、本格的に新規事業開発に着手します。
スティーブ・ジョブスのようなプレゼンは高望みかもしれませんが、私は今からとてもワクワクしています。

 

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小学生 から始める キャリア教育 ( コミュニケーション能力 から プレゼンテーション能力 まで)

【 子ども未来キャリア塾 】 フォルスアカデミー 品川校 ( 港区 港南 品川駅 港南口 )

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2017/01/31 カテゴリ:子ども未来キャリア 発信:子ども未来キャリア塾 専任講師 岩崎格大

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