2月11日授業レビュー「目指せベンチャー」 ・・・小学生から始めるキャリア教育
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こんにちは。フォルスアカデミー 子ども未来キャリア塾専任講師の岩崎です。
2月11日の子ども未来キャリア塾は、「目指せベンチャー」というテーマで新しいサービスやビジネスを考え出すという、最後のステップに入りました。
4回・計6時間をかけてやるこのテーマは、子どもたちの卒業制作ならぬ卒塾製作ともいえるものです。
子どもたちは、これまで学んだ主体性として、この塾の最終回に自分たちのビジネスアイデアを大人に向かってプレゼンします。
今回は全4回のうち、全ての下地となるビジネスやサービスのイメージを固める事を考えました。どんなことやり、誰がターゲットなのか等を子どもたちが知恵を絞り、話し合います。
今回、講師である私が最も心がけていることは、子どもたちの「小学生らしい閃き」と「小学生らしくない内容」という、相反すると思われる内容を融合させること。
世の中には、東京オリンピックにおける観光需要、築地問題における食の健康への関心などを始めとして、多くの現実的な題材があります。
もちろん、それらをイメージした現実的なビジネスを考えるのも良いでしょう。
しかし、次代を担う子供たちには、もっと夢があって、大人がすぐに「不可能だ」と決めつけてしまうテーマに挑戦してほしい、と私は考えています。
突拍子もない夢が、もしも投資家を悩ませるほどの客観的で、現実的で、実現が可能かと錯覚してしまうほどのプレゼンをすることができたら・・・
そんな融合を子どもたちと共に実現したいと思います。
さて、そのような思いが通じたのか、子どもたちは前回考えた観光客向けサービスをあっさりと破棄します。
その理由を聞くと、「当たり前で面白くないから」返ってきました。
どうやら、観光客向けのサービスはすでに飽和しているという考えのようでした。
そして授業時間の大半を費やしたブレインストーミングを経て、ある一つの製品にたどり着きます。
講師とのやり取りの中で、アイデアをどんどんと補完していき、今回の授業でアイデアの骨格は出来上がりました。
次回はそのアイデアに対して、世間に公開されているデータを根拠として、その製品のサービスが如何に有用なのかを訴える資料を作成します。
どんなものを考え付いたのか。それはここでお話することはできません。
しかし、とても魅力的なアイデアであることは間違いありません。
大人をうならせるプレゼンになるかどうか。起業家の卵たちの無限の可能性が大きく広がる過程を、私自身もまた、楽しみたいと思います。
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小学生 から始める キャリア教育 ( コミュニケーション能力 から プレゼンテーション能力 まで)
【 子ども未来キャリア塾 】 フォルスアカデミー 品川校 ( 港区 港南 品川駅 港南口 )
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岩崎格大(いわさき ただひろ : Iwasaki Tadahiro)
元子ども未来キャリア講師 大学卒業後、新卒で商社勤務。在職中、店舗統括や新規事業立ち上げのメンバーとして事業運営にかかわる。その後、コーチング業務に従事しつつ、幅広い年齢層に対応したキャリア教育・ビジネススキル教育を実施。また、それらの能力を活かし、高校生・大学生へのキャリア教育・ビジネススキル教育を実施。アクティブラーニングを活用した授業が人気。