REPORT|子どもの創造力について

こんにちは。
ixiロボットスクールです。

年末年始みなさまはどこかへお出かけされる予定はありますでしょうか。
お出かけされる方も、寝正月を決めた方も、日々の疲れをしっかりと癒してください。

さて、今回は授業レポートになります。
加えて、子どもの創造力のために、当スクールでのプログラミング授業を通して、日頃心がけていることを少しお話しできればと思っています。

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12月は、Type-C と呼んでいるカスタマイズ性の高いロボットを使い授業を進めました。
設計段階でパーツの接合箇所を多めに、かつ広く取っているため、カラーセンサーひとつ取っても、子どもの数だけ取り付け方(カスタマイズ)があります。
テキストにはデフォルトで使用するパーツは載っていますが、基本的に「制限時間10分を超過しない」限りは、各々の好きなように行ってもらっています。

今回、先生陣をおーっと唸らせたのは、このロボット。

これ、一見するとただのアームですが、超音波センサーとカラーセンサーに干渉しないように、ギアの部分が改造されています。アームの付け根の部分を伸ばすことで、開閉時に下のセンサーにあたらないようになっているんですね。
これを作ったのは、S君!アームとMモーターを連結するギアの部分が回転の勢いで外れてしまう点に苦戦していたようで、黄色ブロックをストッパーにすることで問題を解決しています。

 

こういった「創造力」はもちろん子どもたちのそれぞれの力によるところが大きいのですが、それらを十二分に発揮してもらうために以下のことを心がけています。

 

①干渉しない

大人から、こうすればいい、ああすればいい、とは言いません。
もちろん、考えて考えて考えつくした後はしっかりサポートしますが、
まずは子どもたちのやりたいように、思うようにやってもらい、成功…すればそれもOKですが、

まずは失敗してもらいます!

その後、何がダメだったのかを子どもたちに聞きます。
そうすることで、子どもたちは自然とトライアンドエラーを行っていきます。

②ゆとりを与える

「ゆとり」と言っても色々ありますが、ここでは「時間」と「パーツ」です。
さすがに無制限にしてしまうと授業にならなくなってしまいますが、10分という比較的長い時間の中で、さまざまなパーツを使用し、柔軟で自由な思考を促します。

テキスト実装当初はテキスト通りのパーツ制限を設けていたのですが、「創造力」が固定化され、個性が出ないことに気づき、好きにやってみて、と伝えるようになりました。
パーツの自由度が上がるともっと時間がかかるのでは、と懸念していたのですが、そんなことはなく…むしろ、以前より早くなり、毎授業違うパターンを見せてくれるなど、イキイキした子どもたちの姿を見ることができています。

 

他にも色々ありますが、特に子どもたちがのびのび考えることができる空間づくりを一番に意識しています。

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今日はここまで。
おそらく今年最後のブログとなるかと思います。
みなさま、よいお年をお過ごしください。

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2019/12/18 カテゴリ:ixiロボットスクール 発信:ixiロボットスクール

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